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16
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)、危険な動物の状態、地面にくい込んだ球からの救済
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規則の解釈
16.1
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)
16.1a
救済が認められる場合
16.1b
ジェネラルエリアの球に対する救済
16.1c
バンカー内の球の救済
16.1d
パッティンググリーンの球の救済
16.1e
異常なコース状態の中や上にあるが見つからない球の救済
16.1f
異常なコース状態の中のプレー禁止区域による障害から救済を受けなければならない
16.2
危険な動物の状態
16.2a
救済が認められる場合
16.2b
危険な動物の状態に対する救済
16.3
地面にくい込んでいる球
16.3a
救済が認められる場合
16.3b
地面にくい込んだ球の救済
16.4
救済が認められる状態の中にあるかどうかを確かめるために球を拾い上げる
規則 15
規則 17
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16
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)、危険な動物の状態、地面にくい込んだ球からの救済
規則の目的:
規則16は違う場所から球をプレーすることによって罰なしの救済を受けることができる場合とその方法を扱っている(例えば、異常なコース状態や危険な動物の状態による障害がある場合)。
これらの状態はコースをプレーする上での挑戦の一部ではなく、ペナルティーエリアを除き、罰なしの救済が一般的に認められる。
プレーヤーは通常は完全な救済のニヤレストポイントに基づく救済エリアに球をドロップすることによって救済を受ける。
この規則は、プレーヤーの球がジェネラルエリアで自らのピッチマークにくい込んだ場合にも罰なし救済を扱っている。
16
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)、危険な動物の状態、地面にくい込んだ球からの救済
16.1
異常なコース状態(動かせない障害物を含む)
この規則は
動物の穴
、
修理地
、
動かせない障害物
、
一時的な水
による障害から認められる罰なしの救済を扱っている:
これらは総称として
異常なコース状態
と言われているが、それぞれには別々の定義がある。
この規則は
動かせる障害物
(
規則15.2a
に基づいて認められる違う種類の罰なしの救済)や
境界物
や
不可分な物
(罰なしの救済は認められない)からの救済は与えない。
16.1a
救済が認められる場合
(1)
異常なコース状態による障害の意味
。次の場合、障害が生じている:
プレーヤーの球が
異常なコース状態
に触れている、またはその状態の中や上にある。
異常なコース状態
がプレーヤーの意図する
スタンス
区域や意図するスイング区域の物理的な障害となる。
球が
パッティンググリーン
上にある場合に限り、そのパッティンググリーンや
パッティンググリーン
以外の場所にある
異常なコース状態
が
プレーの線
に介在する。
異常なコース状態
がプレーヤーの気を散らすほど近くにあってもこれらの要件を満たさなければ、この規則に基づく障害はない。
委員会の措置、
セクション8;ローカルルールひな型F-6
(
委員会
は意図する
スタンス
区域の障害となるだけでは
異常なコース状態
からの救済を認めないローカルルールを採用することができる)参照。
図16.1a: 異常なコース状態に対する救済が認められる場合
この図は右打ちのプレーヤーを想定している。
球が異常なコース状態(動かせない障害物を含む)(以下ACC)に触れているか、中や上にある場合(B1)、またはACCが意図するスタンスやスイング区域(B2)の障害となる場合、ACCによる障害から罰なしの救済が認められる。
B1に対する完全な救済のニヤレストポイントはP1で、そのACCにとても近い所となる。
B2に対する完全な救済のニヤレストポイントはP2となる。そして、スタンスもその状態を避けなければならないのでそのACCから遠くなる。
(2)
救済は球がペナルティーエリア以外のコース上のどこにあっても認められる
。
異常なコース状態
による障害からの救済は次の両方を満たす場合にのみ
規則16.1
に基づいて認められる:
異常なコース状態
が
コース
上(
アウトオブバウンズ
ではなく)にある。
球が
ペナルティーエリア
以外
の
コース
上にある(ペナルティーエリアでのプレーヤーの唯一の救済は
規則17
に基づく)。
(3)
明らかに不合理な場合、救済はない
。次の場合、
規則 16.1
に基づく救済はない:
プレーヤーが罰なしの救済を受けることが認められない状態が理由で球をあるがままにプレーすることが明らかに不合理な場合(例えば、球がブッシュの中にあるためにそのプレーヤーが
ストローク
を行うことができない場合)。
プレーヤーがその状況下では明らかに不合理なクラブ、
スタンス
やスイングの種類、プレーの方向を選択することによってのみ、その障害が生じる場合。
委員会の措置、
セクション8;ローカルルールひな型F-23
(
委員会
は、
コース
やコース外の臨時の動かせない障害物による障害に対して罰なしに救済を認めるローカルルールを採用することができる)参照。
16.1b
ジェネラルエリアの球に対する救済
プレーヤーの球が
ジェネラルエリア
にあり、
コース
上の
異常なコース状態
による障害がある場合、プレーヤーは、次の
救済エリア
に元の球か別の球を
ドロップ
することによって罰なしの救済を受けることができる(
規則14.3
参照):
基点
:
ジェネラルエリア
の
完全な救済のニヤレストポイント
。
基点から計測する救済エリアのサイズ
: 1
クラブレングス
。
しかし
、次の制限がある:
救済エリアの場所に関する制限
:
ジェネラルエリア
でなければならない。
基点より
ホール
に近づいてはならない。
その
異常なコース状態
によるすべての障害からの完全な救済でなければならない。
図16.1b: ジェネラルエリアの異常なコース状態からの罰なしの救済
球がジェネラルエリアにある異常なコース状態による障害がある場合、罰なしの救済が認められる。
完全な救済のニヤレストポイントを決めて、球をその救済エリア内にドロップし、球はその救済エリア内に止まらなければならない。
救済エリアは基点から1クラブレングスで、その基点よりホールに近づかない、ジェネラルエリアでなければならない。
救済を受ける場合、プレーヤーはその異常なコース状態によるすべての障害から完全な救済を受けなければならない。
16.1c
バンカー内の球の救済
プレーヤーの球が
バンカー
内にあり、その
コース
上の
異常なコース状態
による障害がある場合、そのプレーヤーは(1)に基づく罰なしの救済、または(2)に基づく罰ありの救済のいずれかの救済を受けることができる:
(1)
罰なしの救済:バンカーからプレーする
。プレーヤーは
規則16.1b
に基づいて罰なしの救済を受けることができる。
ただし、
:
完全な救済のニヤレストポイント
と
救済エリア
はその
バンカー
の中でなければならない。
その
バンカー
に
完全な救済のニヤレストポイント
がない場合、プレーヤーは、救済エリアのための基点としてその
バンカー
内の
最大限の救済を受けることができるポイント
を使用することにより、この救済を受けることもできる。
図16.1c: バンカー内での異常なコース状態からの救済
図は右打ちのプレーヤーを想定している。
バンカー内の異常なコース状態が障害となる場合、規則16.1bに基づいてバンカー内で罰なしの救済を受けるか、1罰打でバンカーの外に救済を受けることができる。
バンカーの外での救済は元の球の箇所とホールを結ぶ線上に球をドロップして受けることができる。
その救済エリアはドロップしたときにその球が地面に最初に触れた箇所からどの方向にも1クラブレングスとなる。
(2)
罰ありの救済:バンカーの外( 後方線上の救済) からプレーすること
。
1 罰打
で、プレーヤーは元の球か別の球(
規則14.3
参照)を、元の球の箇所と
ホール
を結ぶ線上で、その
バンカー
の外に
ドロップ
することができる( 球を
ドロップ
することができる後方の距離に制限はない)。
ドロップ
したときにその球が最初に地面に触れた線上の箇所が
救済エリア
を定め、その
救済エリア
はその地点からどの方向にも1
クラブレングス
となる。
しかし
、次の制限がある。
救済エリアの場所の制限
:
元の球の箇所より
ホール
に近づいてはならない。
同
じバンカー
以外であれば、どの
コースエリア
でも良い。
しかし
、
ドロップ
したときに球が最初に触れたのと同じ
コースエリア
でなければならない。
16.1d
パッティンググリーンの球の救済
プレーヤーの球が
パッティンググリーン
上にあり、その
コース
上の
異常なコース状態
による障害がある場合、プレーヤーは、
規則 14.2b(2)
と
規則14.2e
に基づく球を
リプレース
する手続きにより、元の球か別の球を
完全な救済のニヤレストポイント
にプレースすることで、罰なしの救済を受けることができる。
完全な救済のニヤレストポイント
は、
パッティンググリーン
上か
ジェネラルエリア
のいずれかでなければならない。
完全な救済のニヤレストポイント
がない場合、基点として
パッティンググリーン
か、
ジェネラルエリア
のいずれかで
最大限の救済を受けることができるポイント
を使用することによってこの罰なしの救済を受けることもできる。この最大限の救済を受けることができるポイントはパッティンググリーン上かジェネラルエリアのいずれかでなければならない。
図16.1d: パッティンググリーン上の異常なコース状態からの罰なしの救済
この図は左打ちのプレーヤーを想定している。
球がパッティンググリーン上にあり、異常なコース状態による障害がある場合、完全な救済のニヤレストポイントに球をプレースすることによって罰なしの救済を受けることができる。
完全な救済のニヤレストポイントはパッティンググリーンかジェネラルエリアのいずれかでなければならない。
16.1e
異常なコース状態の中や上にあるが見つからない球の救済
プレーヤーの球が見つかっておらず、その球が
コース
上の
異常なコース状態
の中や上に止まっていていることが「
分かっている、または事実上確実
」な場合、そのプレーヤーは
ストロークと距離
の救済を受ける代わりに次の救済の選択肢を使用することができる:
プレーヤーは、球が
コース
上の
異常なコース状態
の縁を最後に横切ったと推定した地点にその球があったものとして決定した
完全な救済のニヤレストポイント
を使用して規則
16.1b
,
c
,
d
に基づいて救済を受けることができる。
プレーヤーがこの方法で救済を受けるために別の球を
インプレー
にした時点で:
元の球はもはや
インプレー
の球ではなく、プレーしてはならない。
このことは、その後、元の球が3分の捜索時間(
規則6.3b
参照)が終了する前に
コース
上で見つかったとしても同じである。
しかし、
球が
異常なコース状態
の中や上に止まったことが「
分かっている、または事実上確実
」ではなく、その球が紛失している場合、そのプレーヤーは
規則18.2
に基づいて
ストロークと距離
の救済を受けなければならない。
16.1f
異常なコース状態の中のプレー禁止区域による障害から救済を受けなければならない
次の各状況では、球はあるがままにプレーしてはならない:
(1)
球がペナルティーエリア以外のコース上のプレー禁止区域にある場合
。プレーヤーの球が
ジェネラルエリア
、
バンカー
、
パッティンググリーン
の
異常なコース状態
の中や上の
プレー禁止区域
にある場合:
ジェネラルエリアのプレー禁止区域
。プレーヤーは、
規則16.1b
に基づいて罰なしの救済を受けなければならない。
バンカーのプレー禁止区域
。プレーヤーは
規則16.1c
(1)や
(2)
に基づいて罰なしの救済、または罰ありの救済を受けなければならない。
パッティンググリーンのプレー禁止区域
。プレーヤーは、
規則16.1d
に基づいて罰なしの救済を受けなければならない。
(2)
プレー禁止区域がペナルティーエリア以外のコース上にある球に対するプレーヤーのスタンスやスイングの障害となる場合
。プレーヤーの球が
プレー禁止区域
の外の
ジェネラルエリア
、
バンカー
、または
パッティンググリーン
にあり、
プレー禁止区域
(
異常なコース状態
または
ペナルティーエリア
であるかどうかにかかわらず)がプレーヤーの意図する
スタンス
区域や意図するスイング区域の障害となる場合、プレーヤーは次のいずれかの処置をとらなければならない:
その球が
ジェネラルエリア
、
バンカー
、
パッティンググリーン
にあるかどうかによって
規則 16.1b
,
c
,
d
に基づいて認められる救済を受ける。
規則19
に基づいてアンプレヤブルの球の救済を受ける。
ペナルティーエリア
の球に対して
プレー禁止区域
が障害となる場合にすることについては
規則17.1e
参照。
規則16.1に違反し
誤所
から球をプレーしたことに対する罰:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
16.2
危険な動物の状態
16.2a
救済が認められる場合
「危険な
動物
の状態」は、球をあるがままにプレーすると、球の近くの危険な
動物
(例えば、毒ヘビ、刺す蜂、ワニ、ヒアリ、熊)により、プレーヤーが重傷を負う可能性がある場合に存在する。
プレーヤーは球が
コース
上のどこにあるかに関係なく危険な
動物
の状態による障害から
規則16.2b
に基づいて救済を受けることができる。
この規則は、身体に危害を及ぼす可能性のある
コース
上の他の状況(例えば、サボテン)には適用しない。
16.2b
危険な動物の状態に対する救済
危険な
動物
の状態による障害がある場合:
(1)
球がペナルティーエリア以外の場所にある場合
。その球が
ジェネラルエリア
、
バンカー
、
パッティンググリーン
にあるかどうかによって
規則 16.1b
,
c
,
d
に基づく救済を受けることができる。
(2)
球がペナルティーエリアにある場合
。プレーヤーは罰なしの救済か、罰ありの救済を受けることができる:
罰なしの救済:ペナルティーエリアからプレーする
。プレーヤーは
規則16.1b
に基づいて罰なしの救済を受けることができる。
ただし、
完全な救済のニヤレストポイント
とその
救済エリア
はその
ペナルティーエリア
内でなければならない。
罰ありの救済:ペナルティーエリアの外からプレーする
。
プレーヤーは
規則17.1d
に基づいて罰ありの救済を受けることができる。
この
ペナルティーエリア
の外でこの罰ありの救済を受けた後にその球をプレーする場所に危険な
動物
の状態による障害がある場合、そのプレーヤーは追加の罰なしに(1)に基づいて更なる救済を受けることができる。
(3)
明らかに不合理な場合、罰なしの救済はない。
次の場合、規則 16.2bに基づく救済はない:
プレーヤーが罰なしに救済を受けることが認められていない状態が理由で、球をあるがままにプレーすることが明らかに不合理な場合(例えば、球がブッシュの中にあるためにそのプレーヤーが
ストローク
を行うことができない場合)。
プレーヤーがその状況下では明らかに不合理なクラブ、
スタンス
やスイングの種類、プレーの方向を選択することによってのみ、その障害が生じる場合。
この規則に関して、
完全な救済のニヤレストポイント
とは、危険な
動物
の状態が存在しない場所で最も近い地点(
ホール
には近づかない)を意味する。
規則16.2に違反して
誤所
から球をプレーしたことに対する罰:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
16.3
地面にくい込んでいる球
16.3a
救済が認められる場合
(1)
球はジェネラルエリアにくい込んでいなければならない
。プレーヤーの球が
ジェネラルエリア
に
くい込んでいる
場合にだけ
規則16.3b
に基づいて救済が認められる。
球が
ジェネラルエリア
以外の場所に
くい込んでいる
場合、この規則に基づく救済はない。
しかし、
球が
パッティンググリーン
に
くい込んだ
場合、プレーヤーはその球の箇所を
マーク
して拾い上げ、ふくことができ、その球の衝撃による損傷を修理してその球を元の箇所に
リプレース
することができる(
規則13.1c(2)
参照)。
例外-ジェネラルエリアにくい込んだ球に対して救済が認められない場合:
次の場合、
規則16.3b
に基づく救済はない:
球がフェアウェイの長さかそれ以下に刈っていない
ジェネラルエリア
の一部の砂の中にくい込んでいる場合。
プレーヤーが罰なしの救済を受けることが認められていない状態が理由で、球をあるがままにプレーすることが明らかに不合理な場合(例えば、球がブッシュの中にあるためにそのプレーヤーが
ストローク
を行うことができない場合)。
(2)
球が地面にくい込んでいるかの決定
。プレーヤーの球は次の要件を満たした場合にだけ地面に
くい込んでいる
ことになる:
そのプレーヤーの直前の
ストローク
の結果作られた自らのピッチマークの中にある。
球の一部が地表面以下にある。
球が自らのピッチマークの中にあるのか、別の球によって作られたピッチマークの中にあるのかどうかプレーヤーがはっきりと分からない場合、入手できる情報からその球は自らのピッチマークの中にあると結論づけることが合理的である場合には、その球は地面に
くい込んでいる
ものとして扱うことができる。
プレーヤーの直前の
ストローク
以外の結果として球が地表面以下にある場合、その球は地面に
くい込んでいる
ことにはならない。例えば:
誰かに踏まれて球が地面に押し込まれた。
球が空中に飛ぶことなくそのまま地面にくい込んだ。
規則に基づいて救済を受けるときに
ドロップ
した球が地面にくい込んだ。
図16.3a: 球が地面にくい込んでいる場合
16.3b
地面にくい込んだ球の救済
プレーヤーの球が
ジェネラルエリア
に
くい込ん
で、
規則16.3a
に基づいて救済が認められる場合、そのプレーヤーは次の
救済エリア
に元の球か別の球を
ドロップ
することにより罰なしの救済を受けることができる(
規則14.3
参照):
基点
:
ジェネラルエリア
で球が
地面にくい込んで
いる場所の直後の箇所。
基点から計測する救済エリアのサイズ
: 1
クラブレングス
。
しかし
、次の制限がある:
救済エリアの場所に関する制限
:
ジェネラルエリア
でなければならない。
基点より
ホール
に近づいてはならない。
委員会の措置、
セクション8;ローカルルールひな型F-2
(
委員会
は、フェアウェイの芝の長さかそれ以下の区域の地面に
くい込んだ
球だけに救済を認めるローカルルールを採用することができる)参照。
規則16.3に違反して
誤所
から球をプレーしたことに対する場合:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
図16.3b: 地面にくい込んだ球に対する罰なしの救済
球がジェネラルエリアの地面にくい込んでいる場合、罰なしの救済を受けることができる。
救済を受けるための基点は球が地面にくい込んでいる場所の直後の箇所である。
救済エリアは基点から1クラブレングスで、その基点よりホールに近づかない、ジェネラルエリアでなければならない。
球をその救済エリア内にドロップし、球はその救済エリア内に止まらなければならない。
16.4
救済が認められる状態の中にあるかどうかを確かめるために球を拾い上げる
プレーヤーが自分の球は規則
15.2
、規則
16.1
または規則
16.3
に基づいて罰なしの救済が認められる状態にあると合理的に考えているが、その球を拾い上げずにその状態を決定することができない場合:
プレーヤーは救済が認められるのかどうかを確かめるためにその球を拾い上げることができる。
しかし:
その球の箇所をまず
マーク
しなければならず、そして拾い上げた球をふいてはならない(
ただし、
パッティンググリーン
上を除く)(
規則14.1
参照)。
この合理的な考えなしにプレーヤーが球を拾い上げた場合(
ただし、
パッティンググリーン
上でプレーヤーが
規則13.1b
に基づいて拾い上げることができる場合を除く)、
1罰打
を受ける。
救済が認められ、プレーヤーが救済を受ける場合、そのプレーヤーが球を拾い上げる前にその球の箇所を
マーク
しなかったり、拾い上げた球をふいたとしても、罰はない。
救済が認められない場合、またはプレーヤーが認められている救済を受けないことを選んだ場合:
プレーヤーが球を拾い上げる前にその球の箇所を
マーク
しなかったり、認められていないのに拾い上げた球をふいた場合、プレーヤーは
1罰打
を受ける。
その球を元の箇所に
リプレース
しなければならない(
規則14.2
参照)。
規則16.4に違反して誤所から球をプレーしたことに対する罰:
規則14.7a
に基づく
一般の罰
。
より探求する
規則 1
ゲーム、プレーヤーの行動、規則
規則の目的 規則1はプレーヤーに対してこのゲームの主要な原則を説明している: コースはあるがままにプレーし、球はあるがままにプレーする。 規則に従い、ゲームの精神の下でプレーする。 規則に違反した場合は、マッチプレーの相手やストロークプレーの他のプレーヤーたちより潜在的な利益を得ること...
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規則 2
コース
規則の目的:規則2はコースについてすべてのプレーヤーが知っておくべき基本事項を説明している: 5つの定義されたコースエリアがある。 プレーの障害となる可能性のあるいくつかの種類の定義された物や状態がある。 これらは球をプレーするときや救済を受けるときのプレーヤーの選択肢に影響を及ぼすこと...
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規則 3
競技
規則の目的:規則3はすべてのゴルフ競技の3つの主な要素を扱っている: マッチプレーかストロークプレーでプレーする。 個人としてプレーするか、サイドの1人としてパートナーと共にプレーする。 グロススコア(ハンディキャップストロークを適用しない)か、ネットスコア(ハンディキャップストローク...
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規則 4
プレーヤーの用具
規則の目的:規則4はラウンド中にプレーヤーが使用することができる用具を扱っている。ゴルフはその成功がプレーヤーの判断力、技術、能力によって決まる挑戦するゲームであるという原則に基づいて、プレーヤーは: 適合クラブと適合球を使用しなければならない。 14本以下のクラブに制限される。 プレ...
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規則 5
ラウンドをプレーすること
規則の目的 規則5はラウンドをプレーする方法を扱っている(例えば、プレーヤーはラウンドの前やラウンド中に、コースのどこで、いつ練習を行うことができるのか、ラウンドはいつ始まり、いつ終わるのか、また、プレーを中断するときや再開するときに何が起こるのか)。プレーヤーは次のことが期待される: 各ラウ...
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規則 6
ホールをプレーすること
規則の目的:規則6はホールのプレー方法を扱っている。例えば、ティーイングオフに関する特定の規則、取り替えが認められている場合を除いてホールを通して同じ球をプレーすることの要件、プレーの順番(ストロークプレーよりマッチプレーにおいて重要)、そしてホールを終了すること。...
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規則 7
球の捜索:球を見つけること、確認すること
規則の目的 規則7はプレーヤーが各ストロークの後に自分のインプレーの球をフェアに捜索するために合理的な行動をとることを認めている。 しかし、プレーヤーが行き過ぎた行動をしてそのプレーヤーの次のストロークに影響を及ぼす状態を改善する原因となった場合は罰を適用することになるので、プレーヤーは注意を...
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規則 8
コースはあるがままにプレー
規則の目的 規則8はこのゲームの主要な原則 「コースはあるがままにプレー」を扱っている。プレーヤーの球が止まった場合、プレーヤーはストロークに影響を及ぼす状態を通常は受け入れなければならず、その球をプレーする前にその状態を改善してはならない。しかしながら、それらの状態を改善してしまうことになったとし...
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規則 9
球はあるがままにプレー;止まっている球が拾い上げられる、動かされる
規則の目的 規則9はこのゲームの主要な原則 「球はあるがままにプレー」を扱っている。 プレーヤーの球が止まり、その後、風や水などの自然の力によって動かされた場合、そのプレーヤーは通常は新しい箇所からその球をプレーしなければならない。 止まっている球が、ストロークが行われる前に誰かに、または...
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規則 10
ストロークのための準備とストロークを行うこと;アドバイスと援助;キャディー
規則の目的:規則10は、ストロークのための準備とストロークを行う方法を扱っており、プレーヤーが他の人(キャディーを含む)から得ることができるアドバイスや他の援助も含んでいる。その根底にある原則は、ゴルフは技術と個人の挑戦のゲームであるということである。...
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規則 11
動いている球が偶然に人、動物、物に当たる;動いている球に影響を及ぼす故意の行動
規則の目的:規則11は動いているプレーヤーの球が人、動物、用具、その他コース上の物に当たった場合に行うことを扱っている。この当たったことが偶然に起きた場合、罰はなく、プレーヤーは通常、その結果が良くても悪くてもそれを受け入れなければならず、その球が止まった所からプレーしなければならない。規則11はま...
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規則 12
バンカー
規則の目的:規則12はバンカーのための特別規則である。バンカーは砂地から球をプレーするプレーヤーの能力をテストするために特別に作られた区域である。プレーヤーがこの挑戦に立ち向かうことを確実にするため、ストロークを行う前に砂に触れることや、バンカーの球に対して受けることができる救済の場所に関していくつ...
さらに読む
規則 13
パッティンググリーン
規則の目的:規則13はパッティンググリーンのための特別規則である。パッティンググリーンは球を地面の上で転がしてプレーするために特別に作られており、各パッティンググリーンのホールには旗竿がある。したがって、他のコースエリアとは違った特定の規則が適用となる。...
さらに読む
規則 14
球に対する処置:マークすること、拾い上げること、ふくこと;箇所にリプレースすること;救済エリアにドロップすること;誤所からプレーすること
規則の目的:規則14はプレーヤーがいつ、どのようにして止まっている球の箇所をマークし、その球を拾い上げ、ふくことができるのか、そして球を正しい場所からプレーするために、どのような方法で球をインプレーに戻すのかを扱っている。 拾い上げた球や動かした球をリプレースすることになる場合、同じ球を元の箇...
さらに読む
規則 15
ルースインペディメントと動かせる障害物(プレーの援助や障害となる球またはボールマーカーを含む)からの救済
規則の目的:規則15はプレーヤーがルースインペディメントと動かせる障害物から罰なしに救済を受けることができる場合とその方法を扱っている。 これらの動かせる自然物や人工物はコースをプレーする上での挑戦の一部とは扱われず、それらがプレーの障害となる場合、プレーヤーは通常、それらを取り除くことが認め...
さらに読む
規則 17
ペナルティーエリア
規則の目的:規則17はペナルティーエリア(球が紛失したり、プレー不能となったりする ことが多い水域や、委員会が定めた他のエリア)に対する特別規則である。...
さらに読む
規則 18
ストロークと距離の救済、紛失球、アウトオブバウンズ、暫定球
規則の目的:規則18は、ストロークと距離の罰に基づく救済を受けることを扱っている。球がペナルティーエリア以外の場所で紛失したり、アウトオブバウンズに止まった場合、ティーイングエリアからホールへとプレーすることの連続性が途絶える;そのプレーヤーは直前にストロークを行った場所から再びプレーをすることによ...
さらに読む
規則 19
アンプレヤブルの球
規則の目的:規則19はアンプレヤブルの球に対するプレーヤーのいくつかの救済の選択肢を扱っている。この規則はプレーヤーにコース(ペナルティーエリアを除く)の難しい状況から脱出するために通常は1罰打で使用する選択肢を選ぶことを認めている。...
さらに読む
規則 20
ラウンド中の規則問題の解決;レフェリーと委員会による裁定
規則の目的:規則20はプレーヤーがラウンド中、規則についての疑問がある場合、プレーヤーが後で裁定を得る権利を守ることができる手続き(マッチプレーとストロークプレーでは異なる)を含め、どうするべきかを扱っている。 この規則はまた事実問題を決定し、規則を適用する権限を持つレフェリーの役割を扱っている。レ...
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規則 21
個人ストロークプレーとマッチプレーの他の形式
規則の目的:規則21は、通常のストロークプレーとは異なったスコアリングのストロークプレーの3つの形式:ステーブルフォード(ホールごとに与えられたポイントによるスコアリング);最大スコア(各ホールのプレーヤーのスコアの最大を制限する);パー/ボギー(マッチプレーのスコアリングをホールごとに使用する)を...
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規則 22
フォアサム(通称「オルタネートショット」)
規則の目的:規則22はフォアサム(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)を扱っている。フォアサムは2人のパートナーが1つのサイドとして1つの球を交互にプレーする。このプレー形式のための規則は、ホールをスタートするためにパートナーたちが交互にティーオフし、交互にプレーしてホールを終える...
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規則 23
フォアボール
規則の目的:規則23はフォアボール(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)を扱っている。フォアボールはパートナーたちが1つのサイドとして各自別々の球をプレーして競技する。ホールのサイドのスコアは、そのホールでのパートナーたちのうち少ない方のスコアとなる。...
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規則 24
ティーム競技
規則の目的:規則24はティーム競技を扱っている(マッチプレーかストロークプレーのいずれかでプレーする)。ティーム競技では複数のプレーヤーやサイドがティームとして競技し、そうしたラウンドやマッチの結果が集計され、ティーム全体のスコアとなる。...
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規則 25
障がいを持つプレーヤーのためのゴルフ規則の修正
規則の目的:規則25は特定の障がいを持つプレーヤーが障がいを持たないプレーヤー、同じ障害をもつプレーヤー、異なるタイプの障がいを持つプレーヤーとフェアにプレーすることができるように特定のゴルフ規則の修正を規定している。...
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